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【組合員のみなさまへ】あなたの注文がこれからを支えます 牛乳・乳製品を利用しよう!


2019年5月1回配達分より、牛乳とヨーグルト類の組合員価格を変更します。パスチャライズド牛乳・ノンホモ牛乳は、生産者の新生酪農と生活クラブが経費の一部を負担することで、変更幅を最小限に抑えます

これからもパスチャライズド牛乳を生産し続けるために、みなさんの利用が必要です。

*生乳の価格は、日本では主に酪農家の団体と乳業メーカーの交渉によって決まります。酪農家の厳しい経営状況をうけ、2019年4月からの生乳価格は全国的に1キログラムあたり4円上昇することになりました。これを受けて、やむを得ず生活クラブでも牛乳・乳製品の価格を変更します。ただし利用の多いパスチャライズド牛乳・ノンホモ牛乳は、生活クラブと新生酪農株式会社が経費を一部負担し2円の値上げにとどめます。アイスクリーム類は今後の価格変更となります。
*東京・神奈川・千葉の生活クラブのデポー(お店)店頭では、5月から価格変更となります。

なくなってからでは遅い。作り続けることが大切です

乳価の値上げは、酪農家の支えになります。一方で、TPP 11や日欧EPAといった自由貿易協定の発効により安価な乳製品の輸入が増えることは確実です。
日本の酪農を取り巻く環境は厳しさを増しています。

提携する酪農家のひとり、宇藤友隆さんに酪農の実情を伺いました。


宇藤友隆さん(南信酪農業協同組合)

農業大学校の講師として指導にあたり、年々厳しくなる酪農を見つめる中で自らも酪農の道へ。今年で11年目を迎え、夫婦二人で97頭の牛を飼育している。

飼料が世界中で取り合いに!?

1頭の乳牛から搾乳できる量は1日に約30キログラム。乳牛は食べる量も多く、生乳にかかるコストの約半分は飼料費が占めます。飼料価格は2008年に急激に高騰して以来、世界的に高値が続いています。酪農家はどこも人手不足により、飼料の自給は難しいのが実情です。

「私の牧場では100頭近く飼育しているため、1日で合計約3トンが必要です。自分の畑で飼料用デントコーンも栽培していますが、とても全頭分を賄える量は作れず、輸入飼料は欠かせません。価格が大きく下がる気配はなく、世界的に需要が高まっていることを感じています」
生活クラブの提携先でも減り続ける酪農生産者

生産コストの上昇に加えて酪農家の高齢化が進んでおり、後継者不足などを理由に生活クラブの提携先でも酪農をやめてしまう人が増えています。このままでは将来、牛乳や乳製品が手に入らなくなることも考えられます。

「乳牛は生まれてから約2年で子どもを産んで、初めて搾乳できるようになります。酪農家が減って乳牛が減ったから増やしましょう、と言われても簡単にできることではありません。私たち酪農家が、辞めずに生乳を作り続けられることが大切だと思っています」

必要なのは、牛乳を品質で選ぶ消費者の目

スーパーの牛乳売り場に行き、特売の安売り価格を見ると切なくなるという宇藤さん。酪農家としては、おいしさや品質を分かって、それを反映した価格の牛乳を選んでもらえるのが理想。生活クラブの牛乳は、生産コストに見合った価格設定で納得できるといいます。

「次の世代にもおいしい牛乳を受け継げるように、よい品質のものをつくり続けますので、皆さんで飲んでもらえたらうれしいです」


 
おいしくて安心な牛乳を守るために

生活クラブでは提携する酪農組合・牛乳工場と協議し、N O N - G M(遺伝子組み換えでない)飼料の管理やパスチャライズド牛乳向けの衛生管理に要する費用を、牛乳の原価として設定しています。

酪農家を応援できる力を持った生活クラブの牛乳を、これからも利用し続けましょう。

それでも「好き」と言える酪農を これからも続けていきます

生活クラブのパスチャライズド牛乳には、新鮮な生乳が欠かせません。提携する酪農家のひとり、南信酪農業協同組合(長野県)の佐藤勝彦さんに、牧場の仕事についてお話を伺いました。

高品質な生乳をつくる丁寧な作業と衛生管理

佐藤勝彦さんの牧場は、佐藤さん夫妻と従業員3名で約120頭を飼育しています。その中で搾乳できる牛は54頭です。

朝と夜の搾乳では、生乳の品質を守るための衛生管理が欠かせません。一つ一つの乳房を丁寧に拭き、消毒もするので、搾乳だけで1日で約6時間かかります。その他に餌やりや掃除に加え、夏は飼料用デントコーンの栽培も行なっています。

「この仕事の大変なところは休みが取れないことですね。いつも目が離せないし、夜間に出産があれば牛舎で寝泊まりすることもあります。でも、もともと動物が好きで始めた仕事なので自分では納得しています。牛は本当にかわいいです!」

大切な牛が心地よく過ごせる環境づくり

牛たちが寝起きするのは、自然の光や風が入る牛舎。床には柔らかなもみがらが敷かれ、過ごしやすい工夫が施されています。その他にも佐藤さんは、飼育する牛たちに名前をつけ、積極的にスキンシップしています。生まれて3カ月の間は特に可愛がるそうで、佐藤さんや妻のあかねさんが近寄ると仔牛たちが顔を寄せてきます。
 
「牛は全頭に個体識別番号というものがついていますが、出産や病気の時には番号より名前を呼んであげたくて。牛は長い期間一緒に仕事をする大切なパートナーです。命を扱うという意味でも大変なことは多いですが、続けるほどにやりがいを感じています」

牛と人の負担を減らす新しい試みも

佐藤さんの牧場では今年、新しい牛舎の建設が始まります。牛舎の中で牛を放し飼いできるようになり、搾乳機も増やす予定です。作業時間が短くできる上に、牛のストレスを減らす効果も期待できるといいます。そこには、牛にも人にもできるだけ負担をかけずに、より新鮮な生乳を届けたいという佐藤さんの思いが込められています

1.牛に声をかけたりなでたりしながら作業する佐藤さん


2.取材日に生まれた仔牛


3.夏に栽培したデントコーンの実や葉を発酵させてつくる飼料
喜んでくれる皆さんがいるから、酪農を続けていけます。
これからも力を合わせておいしい牛乳(生乳)をつくり続けますので、ぜひ飲んでください!(佐藤勝彦さん)

佐藤勝彦さん・あかねさん(南信酪農業協同組合)
もとは同じ牧場で従事。結婚後に独立し、今年で11年目を迎える。

酪農のこれからを支えるために牛乳・乳製品の価格を変更します

乳価の値上げを受け、生活クラブと新生酪農が協議を重ねた結果、やむをえず消費材価格を変更します。新生酪農では工場のコストアップ分を極力抑え、特に利用の多いパスチャライズド牛乳・ノンホモ牛乳は生活クラブの経費を引き下げることで、2円の値上げにとどめます。

利用が減ってしまっては、酪農家は生乳を作り続けることができません。みんなで牛乳・乳製品を利用し、酪農家を支えましょう!

ココがうれしい!生活クラブの牛乳

●乳牛の飼料も安心素材です
乳牛の健康を追求し、遺伝子組み換えでない配合飼料や牧草などを与えています。
●新鮮
牛乳工場近くの酪農生産者と提携することで、新鮮な生乳を使うことができます。
●さらっと甘い
生乳の風味を生かす72℃15秒間殺菌「パスチャライズド製法」を採用しています。

※2品とも通常の注文と同じ価格で予約できます。
※注文できる品目は週ごとの「食べるカタログ」でご確認ください。また、価格は地域により異なる場合があります。あわせてご確認ください。
生活クラブは提携する酪農家が搾った高品質な生乳をもとに、自前の工場でパスチャライズド牛乳を生産しています。

飼料の高騰や後継者不足など、酪農家は今、厳しい状況に置かれています。質の高い牛乳を飲み続けるために、牛乳・乳製品を安定して利用し、酪農家がこれからも生産を続けられることをめざします。
 
★『生活クラブOPINION』 2019年5月1回(17週)の記事を転載しました。

【2019年4月16日掲載】

 

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