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「ご当地電力」を応援!「生活クラブでんき」の利用は地域づくりに貢献します

ご当地グルメ、ご当地キャラクター、ご当地ソング…。世の中にはいろいろなご当地モノがありますが、「ご当地電力」って聞いたことがありますか?
実は2013年の流行語大賞にもノミネートされていた言葉なんです。残念ながら大賞には至りませんでしたが…ちなみにこの年の流行語大賞は「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」の4つでした。

 
再生可能エネルギーによる電気
ご当地電力とは、地方自治体・地元企業・市民などが取り組む、地域独自の発電事業のこと。
地元で生まれ、地元に育てられている電力、といったところでしょうか。2012年7月にスタートした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」が契機となって、さまざまな地域で始まり、全国に広がったと言われています。実はこの「ご当地電力」には、認証制度があるんです。電力の何を、誰が「認証」しているのでしょうか?

ご当地電力の認証制度って?

ご当地電力の認証制度に携わっているのは、「一般社団法人・全国ご当地エネルギー協会」。地域主導型の自然エネルギー事業に取り組む組織などが集まって設立したネットワークで、生活クラブ神奈川も設立時のメンバーとなっています。この全国ご当地エネルギー協会は、「持続可能で自立した地域社会」を実現するために、地域主導型の再生可能エネルギー開発をみんなで促進していくという理念を持って、さまざまな活動をしています。その活動のひとつが、ご当地電力の認証。

2016年の電力小売の全面自由化に伴い、電力事業には、既存の電力会社だけでなく、さまざまな新しい電力会社が参入してきました。その中でも、「地域資源を活用した、地域社会に貢献しているエネルギーを選びたい」という声の高まりもあり、そうした人が電力会社を選ぶ目安のひとつにできるようにと、「ご当地電力認証」が始まりました。

認証されるのはどんな電気?

ではどんな電力が、ご当地電力の認証を得られるのでしょう? その認証の基準は、以下の「コミュニティパワー3原則」と関わります。「コミュニティパワー」とは、地域の人々が中心となって自然エネルギーを進めていく取り組みのことで、ヨーロッパやカナダで始まった活動から生まれた言葉です。そして「コミュニティパワー3原則」は、世界風力エネルギー協会(風力発電の普及とその科学技術の議論を進める国際的な学協会)が定めた3つの原則。

(1)プロジェクトのオーナーシップ
地域の利害関係者がプロジェクトの大半もしくはすべてを所有している。
(2)プロジェクトの意思決定
プロジェクトの意思決定はコミュニティに基礎をおく組織によっておこなわれる。
(3)便益の分配
経済的・社会的便益の多数もしくはすべては地域に分配される。

ご当地電力の認証の基準は、上記の3原則のうちの(1)と(2)、または(1)と(3)を満たして、コミュニティパワーと認められることです。つまり、「プロジェクト=電力の発電所が、地域コミュニティのために存在していること」が、ご当地電力の認証の条件というわけです。
「地域コミュニティのために存在していること」が、ご当地電力の認証の条件

認証制度によってご当地電力の「価値」が見える化

認証によってどんないいことがあるかというと、この「ご当地電力認証」を受けることで、その電力は「ご当地電力価値」を持つことになります。いったいどういう価値なのでしょうか? 経産省では小売電気事業者が訴求できる電力価値を細かく定めていて、「ご当地電力価値認証」は、このうちの「産地価値」にあたります。

※連系線を利用して電気を調達する場合、JEPXにおいて同一の30分の時間帯に、PPAの契約当事者である 小売 電気事業者及び売入札側の事業者が入札し約定した電気の総量が当該契約に基づいて調達されたとする電力量以上である必要がある
出典:経済産業省 第30回総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス政策小委員会 制度検討作業部会「トラッキング付非化石証書の販売にかかわる実証実験をふまえた今後の対応」

第三者委員会が、電源や事業者の地域性・社会性をしっかり審議して、そのご当地電力が地域に資する電力会社である、ということを“見える化”することで、「産地価値」が生まれ、消費者がその電力を選びやすくなるのです。

また、全国ご当地エネルギー協会によって認証され「ご当地電力証明」の発行を受けた電力は、「ご当地電力価値」を上乗せして販売することができます。

産地価値を持つご当地電力を「生活クラブでんき」でも使える

生活クラブでんきの調達先でも、この「ご当地電力認証」を受けている発電所があります。飯舘電力㈱の伊丹沢太陽光発電所・前田佐藤営農型太陽光発電所と、会津電力㈱の雄国発電所です。それぞれ、地域に貢献しているコミュニティパワーであると認められ、「ご当地電力認証」を受けています。


ご当地電力 飯舘電力 前田佐藤営農型太陽光発電所

これらの電力がご当地電力価値認証を受けていることで、飯舘電力と会津電力には、生活クラブでんきを販売する(株)生活クラブエナジーから、ご当地電力価値が上乗せされた金額が支払われることになります。その費用は、それぞれの電力会社における持続可能な地域社会づくりの取り組みにつながっていきます。
ご当地電力 会津電力 雄国太陽光発電所

例えば、飯舘電力では、村の太陽光発電所すべてに100Vのコンセントを設置する災害時対策、ソーラーシェアリングの農地提供や耕作料、農機具使用料の支払い、飯舘牛復活などの地域貢献のために使われています。会津電力では、雄国発電所のすぐ下の耕作放棄地におけるワイン用ぶどう栽培や、新たな地域づくりチャレンジに向けた費用に活用されています。私たちが生活クラブでんきを使って支払う電気代の一部が、しっかりその地域のために活用されるということなんですね。

会津電力 ワイン用のぶどう(2019年9月)と発電所下の新しい畑(2020年4月)

「生活クラブでんき」を使うことで持続可能な地域づくりに貢献


電気の共同購入によってエネルギーを自給する暮らしと地域づくりをめざす、ということは生活クラブの目標のひとつ。「ご当地電力認証」を受けた会津電力㈱や飯舘電力㈱の電気を使うことも、そうした取り組みの一環です。生活クラブでんきを使うということは、こうした「ご当地電力価値」も一緒に買って、それぞれの電力会社の持続可能な地域社会づくりにも貢献できるということです。

そしてその地域社会づくりの試みは、その地域に実りをもたらすだけでなく、これからの日本が進んでいくべき社会や暮らしを形づくっていくことにもつながります。生活クラブでんきを使うことで、そんな取り組みに参加できると考えると、ちょっとワクワクしますよね。生活クラブでは今後も、生活クラブでんきの利用者・生産者の輪を広げ、さまざまな地域や人とつながっていきたいと考えています。


*生活クラブエナジーのWebサイトが開きます
 
【参考】
一般社団法人・全国ご当地エネルギー協会
ご当地電力認証委員会 委員長:阿南久(元消費者庁長官)
http://communitypower.jp

世界風力エネルギー協会
https://wwindea.org/

経済産業省 第30回総合資源エネルギー調査会電力・ガス事業分科会電力・ガス政策小委員会
制度検討作業部会「トラッキング付非化石証書の販売にかかわる実証実験をふまえた今後の対応」
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/denryoku_gas/denryoku_gas/seido_kento/030.html

【2020年5月22日掲載】

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